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iLASIK™About iLASIK™
の手術
荒井宏幸
この記事の監修みなとみらいアイクリニック荒井宏幸先生

近視矯正手術・白内障手術を中心に眼科手術医療を専門とする。米国でレーシック手術を学び、国内に導入した実績から、現在は国内の主な学会での発表や、眼科医に対する手術指導・講演も行っている。

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フラップ作製

フェムトセカンドレーザーとは

フェムトセカンドレーザーは、1000兆分の1秒という超短パルスレーザーの赤外線レーザーを使用してフラップを作製します。
レーザーが角膜に照射されると、角膜組織が二酸化炭素と水に変化し、気泡が発生します。その泡が膨らんで隣の泡と結合することで角膜実質層を切断していきます。

フェムトセカンドレーザーによる
フラップ作製の特長

フェムトセカンドレーザーはコンピュータ制御により、均一な厚さで薄いフラップを作製します。ムラのない滑らかな切断面は高次収差の増加も抑えることが出来ます。

また、二方向(水平+垂直)からのカットにより、フラップの縁はほぼ垂直に作られます。フラップの縁が垂直に近いとマンホールの蓋(ふた)のようにピタリとはまるため固定力が高く、術後の密着が早いためフラップのズレやシワも起こりにくくなります。

角膜強度の安定性が高くなることは目にも安心です。

エキシマレーザー照射

エキシマレーザーとは

エキシマレーザーは熱をださずに高エネルギーで分子間の結合を断ち切り、組織を「蒸散」させます。
水に吸収されやすく、1ミクロン(1,000分の1mm)以内の限られた範囲にしかエネルギーが到達しないため、目の奥まで届いて網膜や視神経などの他の部位を傷つけることがないレーザーです。

コンピュータ制御により1,000分の1mm(ミクロン)という高精度な照射で角膜を切除して、屈折力を調整し視力を矯正します。

エキシマレーザーの照射方法

質の高い見え方を実現するには、その人の目だけにカスタムメイドされた照射プログラムをエキシマレーザーに反映させて、角膜への負担を抑えながら正確な位置にレーザーを照射する必要があります。

それを可能にしたのは、検査データと治療領域を一致させ、照射プログラムのとおりに角膜形状を変化させるレーザー照射技術です。

治療データと治療領域を一致させる技術
-虹彩紋理認識システム-

検査時と手術時とでは環境が異なるため、レーザー照射前には治療データと治療領域を一致させるために調整が必要になります。

例えば、検査時と手術時とで姿勢が異なることで眼球の回旋が起こります。そのため、レーザー照射時には回旋分を考慮して照射する必要があります。また、部屋の明るさが異なることで瞳孔の大きさも変化します。瞳孔の大きさが変化すると、瞳孔の中心もずれてしまうので、それも感知して補正する必要があります。しかし、こうした補正をせずに、本来の位置とは違う箇所にレーザーを照射した場合、高次収差が増加してしまいます。

高次収差まで矯正することが可能なiLASIK®では、正しい位置に照射することがとても重要になってきます。そのためiLASIK®では、検査時に収差の測定とあわせて虹彩の模様も撮影します。虹彩模様は、指の指紋と同様に一人ひとり固有のものであり、同一人物であっても左右で異なります。撮影された虹彩模様と角膜輪部の情報を、治療する眼球との位置照合に使用し、完全に一致したことを確認した上で、適正な場所にレーザーを照射します。

正確なレーザー照射を可能にする技術
-アイトラッキングシステム-

赤外線カメラにより、手術中のあらゆる眼の動きを三次元で追いかけます。常に瞳孔の中心からずれないように補正した上で、照射プログラムに基づいてレーザーを正確な位置に照射します。

眼球が大きく動いた場合は、レーザー照射を自動的に停止する安全機能が働くので、眼球が動いてしまっても安心です。

角膜への負担を減らし短時間で
的確にレーザー照射する技術

切除する角膜の位置や形状に合わせてレーザーの照射サイズ(0.65~6.5mm)を使い分けて手術を行います。これにより角膜の切除量を少なく抑えるとともに、手術時間を最短にします。

レーザーエネルギーを調節することで、角膜表面の温度を一定に保ちます。この技術により角膜への負担を最小限に抑えます。