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レーシックをもっと詳しく

15,011症例の屈折矯正手術に関する多施設前向きコホート研究

近年は日本でも、レーシックなどの視力矯正手術を受けた方々を対象として、視力に関するデータが大規模に集められており、有効性や安全性がさまざまな角度から評価されています。ここでは、日本白内障屈折矯正手術学会が行った国内の調査結果を紹介します。

 

この記事は論文の結果を紹介したものであり、ここに紹介した情報がレーシックのリスクとベネフィットの全てではなく、また、全ての方に当てはまるものでもないことにご注意ください。レーシック手術を受けようと考えている方は、レーシックのメリットとデメリットを十分に理解した上で、必ず眼科専門医の診察を受けてください。

概要

レーシック手術を実施した眼の視力は、術後3ヵ月の時点で平均1.4程度であり、視力1.0以上となった割合も94%に達していました。レーシック以外の屈折矯正手術についても、66〜94%の眼が視力1.0以上となっていました。
術後感染症や視力障害につながるような合併症は1例もありませんでした。
 術後3ヵ月の時点で、レーシック手術を実施した眼のうち96%、その他の屈折矯正手術では84〜99%が、目標とした屈折度数を達成していました。

調査内容と結果

この調査では、日本国内のレーシックを実施できる42施設において2015年の1年間に屈折矯正手術を受けた患者さん7,622名(15~87歳)、15,011眼を対象としています。手術から1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後に、視力、術後の眼の症状や感染症、屈折度数(近視や遠視の度合い)について調査しました。

調査対象について

調査対象とした屈折矯正手術の種類は、大きく分わけると角膜屈折矯正手術とフェイキックIOL手術の2つです。調べた眼球の数を術式ごとにまとめると、次のようになります。

角膜屈折矯正手術

・レーシック 12,271眼

・サーフェスアブレーション 486眼

・リレックス 885眼

フェイキックIOL手術

・虹彩把持型 50眼

・後房型 1,319眼

調査結果について

これらの眼を対象として術後の視力を調査したところ、レーシック手術を行った眼では、術後3ヵ月時点での平均裸眼視力がlogMAR視力で−0.15(小数視力1.4程度に相当)と良好に保たれており、その他の術式についても0.01〜−0.15(小数視力0.98〜1.4程度に相当)の範囲にありました。

また、レーシック手術では視力1.0以上になった眼の割合が、術後1週間から95%と高く、3ヵ月後においても94%と高い水準が維持されていました。

その他の術式についても、術後3ヵ月の時点で視力が1.0以上だった眼の割合を見てみると、虹彩把持型フェイキックIOLでは66%とやや低かったものの、それ以外の術式ではいずれも90〜94%と高い割合になっていました(図1)。この結果は、視力矯正手術を受けた患者さんの大部分が、視力改善効果が得られていることを示すものです。

術後の合併症について

術後の合併症については、すべての手術方法において、術後感染症や視力障害につながるようなものは1例もありませんでした。この結果から、視力矯正手術は合併症を生じるリスクの低い手術であることがわかります。

ただし、重度のグレア・ハロー症状(夜間に車のライトや街灯がにじんで見えたりする)については、角膜屈折矯正手術で0.38%(52/13,642眼)、フェイキックIOL手術で1.5%(20/1,369眼)の割合で発生することが報告されています。また、角膜屈折矯正手術では、1.73%(236/13,642眼)の割合で重度のドライアイ症状があったと報告されています。

屈折度数の測定について

この調査ではさらに、眼球の屈折度数を測定しています。屈折度数とは、眼球の構造を調べることで測定される近視や遠視の程度のことで、通常D(ジオプトリー)という単位で表されます。この調査では、手術を行う前に設定した目標度数と比べて±1.0 Dが達成された割合を算出していますが、その結果を見ると、術後3ヵ月の時点でレーシックでは96%、その他の術式でも84〜99%と高い割合で、目標とした屈折度数が達成されていることが示されています。

まとめ

日本白内障屈折矯正手術協会による調査では、日本で現在実施されている屈折矯正手術の安全性は高く、優れた視力改善効果があるという結果が示されました。

 

出典:Kamiya K, et al., A Multicenter Prospective Cohort Study on Refractive Surgery in 15 011 Eyes. Am J Ophthalmol, 2017; 175: 159-168.

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